代表的な住宅の設計に関して、私たち設計事務所はどのような仕事をするかご紹介します。今後リノベーションについてもまとめますね。

１．初回相談、土地の現地調査（無料）

具体的な要望や予算をもとにどの程度の建築が可能かをじっくりお話させていただきます。

２．初回プレゼンテーション（無料）

ご相談でいただいた内容をもとに、ショセット建築設計室からの初めのご提案をさせていただきます。
なるべく分かりやすく平面図や模型をもとにお話しさせていただきます。
この時点で、ショセット建築設計室と最後まで家づくりがしたい！と思っていただけたら、次回ご契約となります。提案した内容はもちろん変更可能です。
また、より詳細にプランを詰めていきますので、必要な収納量や持っていく家具などの採寸に入らせていただきます。

３．基本設計（初回契約時に設計料の1/5）

前回の打ち合わせでいただいた内容や収納の量を踏まえて、次の案を提出させていただきます。
気になることがあれば、どんな内容でもぜひおっしゃって下さい。
ここで決めるのは全体のお部屋や水回りの配置です。
インテリアや細かい部分は次の段階になります。
打ち合わせは住まわれる方が全員納得する案になるまで、大体3～4回ほど行います。

４．詳細設計（終了時に設計料の2/5）

基本設計で決めた配置をどんどん具体的に細かく決めていきます。
大きく分けて「細かい寸法」と「機器や部品の選択」になります。
「細かい寸法」とは・・・
例えば、キッチンの寸法。普段一番良く使う方に合わせた高さにしたり、フライパンで炒め物をしたときに肘が横の壁にあたらないような寸法、細かい部分がこれから長く住むために重要になります。
また、収納の中身も一緒に検討します。何を仕舞うかによって中の作りが変わる収納もあります。ウォークインクローゼットのハンガーポールの高さや、ベビーカーやゴルフバッグなど大きなものを収納する場合の大きさなども検討します。
「機器や部品の選択」とは・・・
設計事務所とつくる家づくりはフルオーダーメイドなのです。
全部自由、ということは、全部選んで、決める必要があります。
お風呂や洗面などの水回りのものから、給湯器の種類、床暖房の種類、防犯システムの選択、扉の取っ手、トイレットペーパーホルダー、小さな箇所ですが、コンセントのスイッチプレートなどなど、大変多岐に渡ります。
もちろん、すべて、選んでね、という訳ではなく、最初はこちらでも提案していただきますので、特にこだわりがなく、納得していただければ、負担は少ないかと思います。
この、詳細設計はこれだけ決めることが多いだけに、比較的時間を要します。
決めるだけではなく、設計事務所では、決めた内容を工務店に伝えるための図面を書きます。
その時間も考慮すると、約2～3ヶ月になります。
打ち合わせ回数は最低でも5回程度、場合によってはもっとかかるかと思います。

5.見積もり＆減額案作成（終了時に設計料の1/5）

詳細設計で作成した図面を工務店に出します。相見積もりをとるため、数箇所の工務店へ依頼するか、決めた工務店へ見積もりを依頼します。
見積もりが上がってくるのに約2週間。（工務店の忙しさや工事の規模によって変わります）
その見積もりを見て、お願いする工務店を決めて、予算オーバーしていた部分をどのように削るか、細かく調整を行います。

６．工務店と契約＆工事開始・・・設計事務所は工事監理（引渡し後に設計料の1/5)

金額が決まったら、工務店と契約を結び、いよいよ工事開始です。
設計事務所は契約時に立会い、工事が始まると、監理を行います。
これは、設計図どおりの工事が行われているかの定期的なチェックになります。
この時期、工務店と設計事務所は密に連絡を取り合い、設計図の不明点や、
細かい色の調整など現場でないと決められない内容についても決めていきます。

７．引渡し＆1年検査

工事を終えて、お客様に家を引渡します。
1年後には1年検査を工務店で行いますので、その際に立会います。
既製品でない建具は木の吸湿効果による反りが最初の1年間起こりやすいので、
その調整をさせていただいたり、住んでいて不具合がないかを教えてください。
もちろん、1年検査だけではなく、それまでと、それからもお付き合いは続きます。
家のことで困ったことがあれば、どんな小さなことでも一度ご相談ください。
追加で作りたい家具のことや、インテリアの相談、お掃除などのメンテナンス方法などをよくご相談いただきます。

＜参考になるページ＞

（増税対策）2015年10月の増税に間に合わせるには？
設計事務所に依頼するには費用がいくらぐらいかかるのですか？

事例レポート：安城の家（愛知県安城市）
事例レポート：北千束の家（東京都大田区）