4人家族でマンションにお住まいのK様。
中学生と高校生の兄妹のお子様のマンションのお部屋があまり広くないこともあり、お子様のご要望も入れた家づくりが始まりました。
都内の限られた土地の中でスペースをいかに広くとるかも大きなテーマでした。
斜線制限など法律によってきめられた範囲の最大の大きさの模型を作成し、
その中でどこまで広げるかを決めていきました。
4人家族のそれぞれのモノをどこに収納するか、これもテーマでした。
ご自宅の収納を見せていただき、新しい家ではどのように生活するかを
家族でも話し合っていただきながら、決めていきました。
リビングは当初お子様の衣類なども収納できる大きなクローゼットを
配置する計画でしたが、広さを優先させるため、最小限に抑えることに。
その分、子供室のある3階には各部屋に十分な広さと
ウォークインクローゼットを設けました。
2013年の1月。
都内大雪の中、地鎮祭が執り行われました。
「雨降って地固まる」とありますが、「雪なのでなおさら」と神主さんに言っていただけました。
地鎮祭のあとは、地域の方々に工事の報告とご挨拶。
みなさま雪の中、快く応対していただけました。
子ども室はお子様お二人ともイメージがあり、それをお伝えいただきました。
妹さんのお部屋は、明るくて空を見ることができる天窓をつけた部屋となりました。
お兄さんのお部屋は勉強をしたり、趣味をするときに篭りたい、ということで、L字に曲げた家具を配置した小さなスペースをつくりました。
一戸建てならではの色々な方角から光を適度に取り入れ、
面積以上に広がりを感じる家となりました。
小さな和室もこの家にしかない個性的な空間となりました。
これからの暮らしぶりをまたレポートさせていただきたいと思います。